<オリジナルシャンプー「シャンプー・マイルド」が出来るまで。>
私たちが、自社のシャンプーを製作するにあたって心がけたこと。
● シャンプーの本来の目的(頭皮の汚れをしっかり落とし、髪の汚れも同時に洗い流す。)に沿った製品とする。⇒髪の保護や、補修は、トリートメントや整髪料に任せる。
●〈石鹸・高級アルコール系界面活性剤フリー〉シャンプーの洗浄成分(界面活性剤)選びは、刺激性のきわめて少ない穏やかな洗浄力のものにする。安価で、泡立ちが良く、洗浄力が強く、刺激性があり、皮脂を取りすぎる、高級アルコール系界面活性剤と、アルカリ石鹸は使用しない。
●カラー、パーマを施した髪が、シャンプー時の摩擦で、絡んだり、傷まない程度の、必要最小限の、保湿成分、潤滑剤を含ませる。
●〈シリコン・フリー〉トリートメントや、整髪料で使われている補修剤、必要以上の保湿剤、髪だけでなく頭皮や毛穴にも付着する、手触りをよくするためのシリコン系のコーティング剤は使用しない。
この、オリジナルシャンプー製作上の「心得」は、美容業界で広く活躍され、美容に関する理論が合理的で、多くの賛同を得られている、お二人の専門家のシャンプー論を参考にさせていただきました。
①
テレビなどでも活躍されている、美容師で、美容家、「体整形マッサージ」などの著書で有名な田中有久子(ゆくこ)さんは、その本の中で、シャンプー論を語っていらっしゃいます。
「本来、シャンプーは、頭皮をきれいにするものです。コンディショナーは、髪の表面のキューティクルを保護するもの。という役割が分かれていました。でも今は、明らかにシャンプーが栄養過多。シャンプーにシャンプー以上の機能を持たせているものが大半です。」
「保湿成分が豊富に入っているため、髪の毛を洗ってもさっぱりせず、ヌルっとしています。」 「栄養過多のシャンプーを使っていると、その栄養成分は、髪だけでなく頭皮にもしっかりと付着して、毛穴はふさがれてしまいます。すると、フケや抜け毛の原因になり、次に出てくる髪が細い毛になっていきます。」
「頭皮の毛穴をすっきりさせ、汚れを完全に落とすのが、シャンプーの本来の役目。髪の毛の汚れは、泡で十分に落ちるのです。」
②
薬剤師で、日本の毛髪科学研究の第一人者であり、永年にわたって正しいヘアケアの啓蒙活動を続けてこられた、八木原陽一先生は、ご自身の著書の中で、「優れたシャンプー」の条件を次のように記していらっしゃいます。
「汚れを適度に落とし(毛髪から、水分、油分をとりすぎないこと。)すすぎが簡単なこと。」
「細かい泡が長持ちして、頭皮の汚れをこの泡と一緒に毛先まで運び出せること。」
「毛髪の安定するPH(弱酸性)であること。」
③
加えて、私たちは、男女の性別による皮脂の分泌量の違いに注目しました。
個人差は当然あるのですが、成人の女性の分泌される皮脂の量は、成人男性のおよそ半分といわれています。
また、思春期に、分泌される皮脂の量がピークをむかえるといわれる女性について、「日本毛髪科学協会」の皮膚科の先生方の最新の論調をうかがうと、20歳過ぎころから、早くも皮脂の分泌量は,減少傾向をたどり始める。という見解が多数を占めています。
そもそも、大人の女性に、強い洗浄力のシャンプーが必要ないことは、あきらかですし、特に美容室に通っていただいている、カラーやパーマ等のおしゃれをされている、女性の日常のシャンプーには、(カラー、パーマの持ちの面からも)強い洗浄力のシャンプー剤が必要ないことは、もうこれで十分にお分かりいただけたと思います。
最後に、私たちの「オリジナル・シャンプー」設計図を、改めて整理させていただきます。
① 「頭皮と髪の洗浄」というシャンプー本来のシンプルな目的のものとする。
② 最も重要なシャンプーの洗浄力の強さの設定は、そのエンジン(心臓部)ともいえる洗浄成分(界面活性剤)選びで、設計する。
③ 美容室のお客様の信頼にお応えすべく、「ダメージ・ケア」型のシャンプーではなく、「ダメージ・予防」型の設計にする。
それでは「全成分」表を併せてご覧いただき、どうぞ、私たちのシャンプーをお試しください。
大人の女性向けに、洗浄力を設定していますが、二度洗いしていただければ、男性にも、ティーン・エイジャーの女性にも、ちょうど、ぴったりフィットするはずです。
「シャンプー・マイルド」
全成分;水,ラウラミドプロピルベタイン,ラウレス-4酢酸Na,コカミドDEA,コカミドプロピルベタイン,ラウリルベタイン,PEG-7グリセリルココエート,セラミド1,セラミド3,セラミド6Ⅱ,フィトスフィンゴシン,ポリクオタニウム-10,ポリクオタニウム-6,ヒドロキシプロピルキトサン,ヒアルロン酸Na,コレステロール(羊),ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース,ジステアリン酸PEG-150,PEG-40水添ヒマシ油,ラウロイル乳酸Na,キサンタンガム,カルボマー,エタノール,イソプロパノール,塩化Na,クエン酸,クエン酸Na,エチドロン酸,フェノキシエタノール,香料
■ご使用上の注意
●目に入ったときは、すぐに洗い流してください。
●お肌に合わないときは、ご使用をおやめください。
●高温の場所、直射日光のあたる場所、幼児の手のとどく場所には、保存しないでください。
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